gazou okiba
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単行本を合作した話をしましたが、さいとうさんの頭の中には、劇画工房のときから、会社形式にしてメンバーの分業でやりたいというのがあったそうです。
さいとう・たかを『大和小伝』(小学館クリエイティブ)p.235より引用
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「異端者? もう死語だよ」
「ふん、だ。あたしの時代には生きてた言葉なの。変革への意志とフリーダムと同じくらいに力があったんだから。これでも六〇年代のフラワーチルドレン予備軍だったんだよ。そのころ、裕司なんて、まだこの世に生まれる可能性もなかったじゃない」
「威張るなよ」
と裕司は軽くいなした。
真崎健三『ブラッド・パンク』(講談社)p.79より引用